
この記事の目次
あなたの口癖は何ですか?
ソラです。
よく、成功したいとは思っていてる人の口から
- 「俺は頭が悪いから成功出来ない」
- 「庶民はおとなしく会社にこき使われてるしかないんだよ」
- 「宝くじでも当たらなきゃ一生貧乏だよ」
・・など。こいいったネガティブな発言をする人がいます。
実際に、私の周りにはこのようなことを言っている人が多かったです。
ただ、私はこのようなセリフを聞くと不思議でしょうがありませんでした。
なぜなら、こういう人たちに限って何の努力もせずに不満ばかり言っているからです。
仕事帰りにギャンブルや居酒屋に行ったり、合コン、キャバクラ、趣味などに時間もお金も使ってしまっています。

(楽しいひと時ばかり過ごしていると後で後悔することに・・)
成功するための情報集めや、勉強には時間もお金も一切使っていない人がほとんどです。
スポーツで成功するとなれば、努力しなければ結果が出ないということが分かる人も多いのに、なぜか経済的な成功となると、運や環境のせいにしてしまう人だらけなんですね。
さらに、成功した人を見ると
- 「詐欺でもしてるんじゃないの」
- 「怪しい」
- 「すぐにダメになるよ」
・・などと否定してしまうことすらあるでしょう。
私自身も、休日は漫画を読んでいたり、テレビばかり見てダラダラと過ごしていることが多く、成功するために、何の努力もしていませんでした。
ですがある時、「この生活を繰り返していったら、将来虚しくなるんじゃないかな」と思うようになりました。
そして、漫画しか読まなかった私が、少しずつではありますが、自己啓発書やビジネス書を読むようになっていったんです。
そのお陰か、「貧乏で病気もあるけど絶対に成功してやる」と口癖のように言うようになり、自分のお金や時間を投資し続けることが出来るようになったんですね。
当然、元々がお金持ちではないので、自分の使える金額から、遊ぶのを我慢して書籍を購入して勉強したりしていました。
実際に、その努力が直接全て今の結果に結び付いたわけではありません。
ですが、諦めずに努力することで、今の幸せな状態に辿り着くことが出来たんです。
“成功するには行動や投資が大切”ということは、以前以下の記事にて解説しましたが、行動や投資、さらには決断をするのに言葉が与える影響は大きいです。
成功できない?成功者の仲間入りをするために
(成功者になる上で身に付けるべきことなどを解説しています)
今回は、成功するための行動や決断に大きな影響を及ぼす言葉を、ポジティブなものに変えるための方法について解説していきます。
1番聞いている言葉
成功するために本を読んだりネットで調べたりしてみると
「成功するためにはポジティブな言葉を使いましょう」
といったことがよく言われています。
その情報を知って
- 「よし、ポジティブな言葉しか使わないぞ」
- 「成功者の言葉を真似してみよう」
- 「愚痴や不満は言わない」
・・などと張り切ってみたものの、すぐに元に戻ってしまったという経験をしたこともあるんじゃないでしょうか。
私も、ポジティブな言葉が大切ということは分かっていたんですが、気がついたらネガティブな発言をしているということが何度もありました。
- 「会社行くのダルいなぁ」
- 「何で自分ばっかこんな大変な目に合うんだよ」
- 「お金持ちは良いよなぁ」
・・と、かなりのネガティブ発言を連発していた時期もあったんですね。
原因は頭の中にあった
ポジティブを続けたいのに、ネガティブになってしまうのはなぜなのか?というと
“ネガティブなことを言う人が多い環境にいる”ということがあります。
よって、「ネガティブな人とはあまり関わらないようにしましょう」という方もいるのですが、中々難しいと思います。
- 「そもそも家族の1人がネガティブだから・・」
- 「一番仲の良い友達がネガティブだから・・」
- 「職場で周りが愚痴ばかり言っているから・・」
・・などと、「ネガティブな人と関わるな!」と言われても、簡単に綺麗サッパリ関係を断つのは難しいことも多いですよね。
ただ、実際にネガティブなことを言っている人が多い環境にいても、ポジティブな発言が出来る人もいるんです。
ということは、環境よりも、もっと大きな問題があるということです。
それは、“頭の中の言葉がネガティブである”ということです。
私たちは普段から、他の誰でもない自分の頭の中の言葉を人生で1番聞いています。
なので、この頭の中の言葉をポジティブに出来ない限り、ポジティブな言葉を使う習慣は身に付かないでしょう。
思考のコントロール
実際に、頭の中の言葉をポジティブにしようとしても、すぐにネガティブなことを考えてしまうんじゃないでしょうか。
そんな時は、無限の可能性を秘めている脳の弱点を利用してあげるのがオススメです。
人間は2つのことを同時に考えることが出来ません。

(考えられることは一つだけ)
試しに昨日の晩御飯は何を食べたか思い出してみてください。
どうでしょう?
考えている瞬間に、晩御飯のメニュー以外のことを考えられましたか?きっと無理でしょう。
もし、「考えられた」という方がいましたら、特殊な才能があるかもしれませんので、『俺って天才かも』と自信を持って自分の可能性を探ってみてくださいね。
この仕組みを利用して、ネガティブなことを考えていることに気づいたら、「幸せ、幸せ、幸せ・・・」と唱えるようにしてみてください。
「幸せ」ではなくてもポジティブな言葉でしたら何でもOKです。
これを繰り返していくことで、必然的にネガティブな時間も減らせますし、少しずつではありますが、ポジティブな思考も身に付いていきます。
このようにして、ポジティブでいられる時間を増やすことが出来れば
- 自信が持てて行動がしやすくなる
- 笑顔が増えて人から好かれる
- 悩む時間が減ることで他に使える時間が増える
・・など。人間関係も円滑になり、意欲も溢れているので、人生をより良く幸せなものにしていくことが出来るでしょう。
しかし、ネガティブ思考から抜け出せなければ
- 自信がなく行動するのが怖くなる
- 暗い雰囲気で近寄りがたい
- 悩んでいるだけで時間がどんどん過ぎていってしまう
・・など。孤独になるだけではなく、精神的に病んで病気になってしまうかもしれません。
そうなってしまったら、病院に通うなり、入院することで、時間もお金も失ってしまいます。
それは嫌ですよね。
ネガティブの塊からポジティブへ
ネガティブの悪い例を挙げてみましたが、これはほとんど過去の自分の状況です。
昔の私は、かなりのネガティブで被害妄想も激しかったので、毎日不安な日々を過ごしていました。
その結果、友人も少なくなってしまいましたし、何種類もの病気になって病院に通うことも多く、入院もしてしまっていました。
今考えると、相当な時間とお金を失っていると思います。医療費だけでもファミリーカーが余裕で買えてしまうでしょうね。
そんなネガティブで不幸まっしぐらだった私ですが、現在では、知人や友人、1番身近な妻からも
「ポジティブで悩み無さそうだよね」と言われるようにまでなりました。
人生のほとんどをネガティブで生きてきた私ですら、ポジティブ思考を身に付けられたのですから、あなたにもきっと出来るはずです。
私の人生については、以下の自己紹介にて詳しく書いてありますので、まだ読んでいない方は読んでみてくださいね。
絶大な影響力を持つ言葉の力
なぜ言葉が自分に大きな影響を与えてしまうのかというと、
“人は言われた通りの人間になろうとする”からです。その言葉とは、周りからの言葉であれ、自分の頭の中の言葉であれ同じです。
例えば、「お前はダメな人間だ」と言われて育った人は、自分を過小評価して小さく縮こまってしまいます。
逆に、「お前は素晴らしい人間だ」と言われて育つと、自分に自信を持ち様々な挑戦をして大きなことを成し遂げてしまったりします。
ここまで大きな話ではなくても、健康で陽気な人が医者から
「これはもう助からない・・大切な人と残りの時間を過ごしてください」
などと言われたら、たちまちに病人のようになってしまうでしょう。

(それまでは元気だったはずなのに・・)
私も、昔から母親に「あんたは心配だ」と言われて育ちました。
決して自分でそうなろうとしたわけではありませんが、「気も弱い・物事が続かない・いじめに合う・病気になる」といったように、結果として心配されるような人生を送ってきました。
成功しようと勉強し始めて、“人は言われた通りの人間になろうとする”ということを知った時は、母親に「“あんたはすごい”って言ってくれ」と頼んだのをよく覚えています。
思い込みで形成された性格
言われた通りの人間になろうとするということの典型的な例が、血液型別の性格の違いです。
A型・・真面目で几帳面で神経質
B型・・マイペース
О型・・大雑把
AB型・・自由奔放で変わり者
・・など。各血液型ごとに本が出版されてしまうほど血液型を重要視する人が多いです。
私の性格も血液型診断にピッタリ当てはまり、出会う人ほぼ全員に「絶対A型ですよね」と言われてきました。
周りを見渡しても血液型と性格の特徴が一致していることが多かったので、このことについては興味を持っていました。
なので、1年で中退してしまいましたが、心理学を学ぶための大学に通っていたので、当時教授に質問してみました。
教授の回答をまとめると
真面目、マイペース、大雑把・・など。どれにしても人間に全て備わっている特徴である。
それを、血液型ごとに分けて「あなたは●型だから■■」と言われたり、自分の血液型の特徴知って、『自分は●●なんだ』と認識することによって、その部分が性格として強く出ていく。よって血液型と性格に関係はない。
ということでした。
他にも、バラエティ番組に出演している心理学者の、植木理恵さんの講演会に行ったことがあるのですが、
「これだけ血液型を気にするのは日本人だけ」
という発言をしていたので、本当に関係はないのでしょう。

(個性的なキャラで心理学を分かりやすく解説)
潜在意識に刷り込む
ポジティブ思考を身に付けるために、ポジティブな言葉を使うステップを行ってもらいたいのですが、1つ注意点があります。
それは“いきなりハイレベルな言葉を使わない”ということです。
現在貧乏でお金に困っている人が「私は億万長者だ」などと言っても、自分の中の潜在意識が「違う」と反発してしまいます。
なので、簡単な言葉や、単語を使うことから始めて欲しいと思います。
具体的には、以下のステップに沿って実践してみてください。
ステップ1、ポジティブなフレーズを作る
ステップ2、朝晩、10回復唱する
掘り下げて解説していきます。
ステップ1、ポジティブなフレーズを作る
これは、
- 「幸せ、楽しい、良かった、ラッキー」
- 「毎日幸せでありがたい。感謝感謝」
- 「自分に優しく、人にも優しく、毎日幸せ」
・・など。ポジティブ単語を繰り返すだけのものでも、自分の心が明るくなるものでも、幸せを実感出来るような言葉でも良いので、あなたが覚えやすく唱えやすいフレーズを作成してください。
ステップ2、朝晩、10回復唱する
ステップ1で決めたフレーズを朝起きた時と寝る前に10回復唱してください。
余裕があって効果をより高めたい場合は空いてる時間なども、可能であれば声に出して、無理な状況であれば頭の中で唱えてください。
いきなり日常的にポジティブな言葉を使うのは難しいですが、このステップをすることで、次第にポジティブな言葉が自然と出てくるようになります。
コップに泥水を入れて水を注ぎ続ければやがてきれいな水になりますよね。
あなたの潜在意識にポジティブを注いで、ネガティブを薄めてポジティブに変えていきましょう。
まとめ
今回は、
- ポジティブな言葉を使う必要性
- 言葉が自分に与える影響
- ポジティブな言葉を使う習慣を身に付けるステップ
などについてお話してきました。
私自身が元々かなりのネガティブで、どうにかポジティブになりたいということもあり、ポジティブに関する書籍は大量に読んで片っ端から実践してきました。

(“読んだら試す”の繰り返し)
そのお陰で、完璧に全ての瞬間をポジティブでいられるというわけではありませんが、自分でもポジティブになれたと思えるようになりました。
なので、あなたにも是非ネガティブからポジティブにシフトして欲しいと思います。
是非とも、「今度の休みからやってみよう」「明日からでいいや」ではなく、今日から行ってください。
そんなに時間もかかりませんし、用意するものもありません。
当然私も過去に実践しましたが、1日の中で何回も実施していました。
なので、成功するためにも、このステップはすぐに行ってくださいね。
ポジティブ思考が身に付き、ポジティブな言葉が増えると、自分が付き合う人たちもポジティブな人が増えます。
そして、お互いに有益な情報を交換出来たり、助け合ったり出来るので、より人生を良くしていくことが可能になります。
しかし、ネガティブ思考でネガティブな言葉ばかり使っていれば、不平不満を言う日々から脱出は出来ません。
確かに、不平不満を言っている時は、スッキリするかもしれませんが、また同じような状況を呼び寄せるだけで何の生産性もありません。
将来は、今日あなたが使った言葉通りのものがやってきます。
なので、今日使う言葉を、成功することが出来る人が使うような言葉で満たしてください。
そして、今はそこに向かう途中であると認識して、希望を持って生活していけば、あなたの望む成功は約束されるんです。
長くなりましたが、最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
疑問や感想などありましたら、以下から連絡をください。
これからも価値のある情報の発信に努めていきますので、是非またいらしてください。
私と一緒に人生をより良いものにしていきましょう。
ソラ